ドブ板の学校【実践研修】基礎講座(１７)日々の活動記録のつけ方 顔と名前を覚えるための習慣術
「どぶ板政治活動 基礎講座20コマ」の第17講義
「日々の活動記録のつけ方 顔と名前を覚えるための習慣術」について、実務的かつスパルタ指導の視点で詳しく解説します。
第17講義「日々の活動記録のつけ方」
1. なぜ「日々の活動記録」が重要か？
(1) 支援者・有権者との関係構築の基本
政治活動は「人」と「信頼」の積み重ね。
顔と名前、家族構成や関心事などを覚え、個別に対応することで「あなたを大切にしている」と伝わる。
記録なくして記憶に頼ると漏れや誤認が増え、信頼損失に直結。
(2) 効率的な活動のための武器
効率的な訪問計画、フォローアップ、課題把握に不可欠。
記録を活用し、次の接点で的確な話題を提供できる。
2. 活動記録の基本項目と具体例
| 項目 | 内容例・ポイント |
|---|---|
| 日付・場所 | 訪問・会合の日付、住所や会場名 |
| 氏名・顔写真 | 正確な名前と可能なら写真を添付 |
| 家族構成 | 同居家族や関係者の特徴、世代・人数 |
| 関心事・課題 | 話した内容、要望、不満、地元の問題 |
| 個別対応履歴 | 送った資料、約束したこと、次回アクション |
| 感情・態度 | 表情や言動の印象、警戒心や好意の度合い |
| 支援状況 | 支援の有無、選挙協力の可能性 |
| 特記事項 | 交友関係、地域内での影響力、注意点 |
3. 効率的な記録方法とツール
(1) 紙媒体＋デジタルの併用
外出先では携帯メモ帳やスマホで簡単に記録。
夜間や事務所で詳細をPCや専用管理ソフトへ転記し整理。
(2) 名刺管理アプリやCRM活用
顔写真付きで名簿管理し、検索性・更新性を向上。
予定通知やフォローのリマインダー機能を活用。
(3) 定期的な見直しと更新
毎週・毎月の活動記録のレビューで情報の鮮度を保つ。
支援者情報の変化（引越し、体調など）を速やかに反映。
4. 「顔と名前を覚える」ための具体的習慣術
(1) 名前の反復と関連づけ
初対面時に名前を3回以上口に出す。
名前に特徴や趣味、職業など関連情報を結びつけて記憶。
(2) 視覚的記憶の活用
顔の特徴や服装、持ち物など目立つポイントをメモ。
写真撮影が許される場面では記録し、後で見返す。
(3) 会話内容の記録と反復
話した内容を簡単にメモし、次回の会話で話題に出す。
「前回お話しされていた○○の件はいかがですか？」で印象アップ。
(4) 挨拶や自己紹介の徹底
会うたびに「○○さん、お元気ですか？」など名前入りで接する。
自己紹介も繰り返し行い、記憶に残す。
5. スパルタ指導での注意点
「記録は必ずその日のうちに仕上げる。曖昧な記憶で翌日に持ち越すな」
「同じミスを繰り返すな。名前を間違えることは即刻信頼喪失に繋がる」
「活動記録は自己満足ではなく、具体的な次の行動に必ず活かせ」
「情報管理にルーズな者は即戦力にならない。最低限の習慣を徹底しろ」
6. まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 記録の重要性 | 顔と名前、個別の情報を正確に覚え、信頼関係を構築する基礎 |
| 記録項目 | 日付・場所・氏名・課題・対応履歴・感情・支援状況など |
| 効率的なツール活用 | スマホ・PC・名刺管理アプリ・CRMで精度と効率を高める |
| 顔と名前の覚え方 | 名前の反復、視覚記憶、会話内容の記録と反復 |
| スパルタ指導の核心 | 翌日以降に記憶を頼らず即記録、ミス厳禁、情報活用徹底 |
この講座は、地道だが最も支持獲得に直結する基本技術の一つです。
怠ると支持者の信頼を失い、選挙戦を戦い抜けません。
「覚悟」と「継続」が勝利の鍵です。
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| ODT座学研修(B)オン・ザ・ドブイタ・トレーニング |
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