ドブ板の学校【実践研修】中級講座(1)初対面の自己紹介あいさつ30連発練習

ドブ板の学校【実践研修】中級講座(1)初対面の自己紹介あいさつ30連発練習

「どぶ板政治活動 中級講座30コマ」の第1講義
「どぶ板の学校」の《中級講座》第1部の実践研修メニューのうち、「1. 初対面の自己紹介あいさつ30連発練習」について、実務的かつスパルタ形式での指導概要を以下に詳述します。


第1講義「初対面の自己紹介あいさつ30連発練習」

初対面の自己紹介あいさつ30連発練習
~「誰にでも一瞬で印象を残す」どぶ板型あいさつの徹底訓練~


■講座目的

  • 瞬時に名前と顔を覚えてもらえるあいさつ力を身につける

  • 相手の属性(年齢・性別・状況)に応じた自己紹介バリエーションを習得する

  • 選挙区のあらゆる場面(玄関先、公園、商店街、通勤路など)で使い分けられる“初動対応力”を鍛える

  • 相手の記憶に残る「決めゼリフ」と「笑顔」の定着を図る


■研修の進め方

1. 導入

  • 自己紹介が有権者との最初の接点であり、すべての基礎であると理解

  • 「あいさつは名前の広告」であることを講師が例示

  • 惨敗候補者に共通する「声が小さい」「言葉がモゴモゴ」「印象が薄い」事例を紹介

2. 基本フォーム確認

  • 立ち姿勢(腰・肩・目線・手の位置)

  • 笑顔(口角の角度、頬の筋肉の使い方)

  • 声のトーンとボリューム(環境別に使い分け:駅前、公園、室内)

✔チェックポイント

  • 名前ははっきり・ゆっくり・2回繰り返す

  • 相手の目を一瞬見る

  • 一文完結で好印象を与えるキーワードを入れる(地元・子育て・通勤・安心など)


■演習内容

3. 「30連発練習」ローテーション演習

  • 受講者はペアを組み、次々に相手役と交代しながら 30パターンの自己紹介 を「連発」

  • 各パターン、制限時間10秒以内

  • 1回ごとに講師や受講者から即フィードバックあり

◆状況設定例(30パターンから抜粋):
状況指導ポイント
朝の駅前で通勤中の会社員に一言で用件と名前、会釈の角度、声量を調整
スーパー前で買い物帰りの主婦に子育てや暮らしの話題を含めた一言
玄関先で不審がる高齢者に丁寧語+安心感+地元の話を最初に
犬の散歩中の住民に犬を話題にしつつ短く自己紹介
すれ違いざまの自転車に走りながらでも名前と一言政策
地元祭りでの初対面の町内会長に丁寧語+地元参加への共感ワードを入れる

■スパルタ指導の特色

  • ミスを恐れず繰り返す:30回すべて声に出してやる。途中でつまずいても止めない。

  • フィードバック即実行:1パターン終えるごとに「もっと大きな声!」「語尾が弱い!」など、講師や受講生からダメ出し。

  • 録画・録音チェック:本人の声や表情を録画し、最後に自分で確認する。

  • ランキング発表:講師や受講者による「印象に残ったベスト3」の発表で、実践感と競争意識を促す。


■学習成果と次回への接続

  • 自己紹介だけで「応援するよ」と言わせる力のベースをつくる

  • 「誰にでも会える」というどぶ板活動の土台が完成

  • 次回「3分会話演習」で、あいさつから雑談へと発展させる流れを習得する土壌づくり


■受講後の課題(宿題)

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